明るい色の白髪染めトリートメントを選ぶときの注意点
白髪が明るく染まっているのも素敵ですよね。
でも、人によってはメッシュになったり、白髪だけが浮いてなじまなかったり、染まりが薄すぎたり。。。
「明るい色の白髪染めトリートメントがうまくいかない時の注意点」と「明るく染める方法」を美容師目線でわかりやすくお話しします。
選んだ色が明るすぎかも?
- 白髪に鮮やかな色を染めた場合
- 黒髪に鮮やかな色を染めた場合
これは同じ薬を白髪に染めた場合と黒髪に染めた場合の毛束です。(とても鮮やかな色で比較しています)
白髪染めトリートメントの色は白髪にはそのまま色が染まります。しかし黒髪は今よりも暗めに染まります。
つまり
明るすぎる色は黒髪となじみにくい
美容師パパは頭の中で白髪の量と場所をみて頭の中で白髪が染まった状態を想像して色を選びます。
染める前に自分の使う白髪染めトリートメントが白髪に染まったらどう見えるのか想像する事がとても大切!

ブラウン(茶色)をプラスして黒髪となじませるのがポイントです!
あと
固まっている白髪には明るく見えすぎかも??
- 白髪50%黒髪50%均等に混ざっている場合
- 白髪5%黒髪95%混ざっている場合
つまり
固まっている白髪は特に明るく見えます
白髪が固まってコントラストがつきすぎる場合はそこだけ暗めの白髪染めトリートメントを使用する場合もあります。
全体に塗った後に、そこだけ上から重ねて塗ればOKです。

美容院でもやっている「重ね塗り」がポイントです!(暗めの薬を気になる部分だけ塗ります)
あと
硬く太い髪質で白髪が浮いて明るくみえすぎかも???
- 髪質が太く硬い場合
太く硬い髪質はキューティクルが密に重なるため暗い黒髪に感じます。
キューティクルが厚いと髪のハリコシも強く感じるため、軟毛よりも白髪が浮きやすく見えてしまいます。
先に黒髪を明るく染めてから色を入れることで明るい色もなじみやすくなります。
まとめと「もっと明るく染める方法」
まとめます。
明るい白髪染めトリートメントがしっくりこないとき、もっと明るく染めたいときのポイントです。
ブラウンが多く入っているので黒髪となじみやすい色です。
全体に使った白髪染めトリートメントよりも暗めの色を、固まった気になる白髪に重ねて塗ってください。
自宅で黒髪を明るく染める場合、「白髪は染まらなくていい!ぐらいの気持ち」で先ずは明るく染めるのがポイント。その後に白髪染めトリートメントを塗ると全体が明るく染まります。

明るく白髪を染めるのもコツをつかめば大丈夫!
美容師パパは、全体を明るく染めたあと
- 根元のリタッチは 1・2剤の白髪染め
- 染まっている毛先は 明るい白髪染めトリートメント
美容師パパが、美容院でも実際に施術している「白髪染めグラデーションカラー」で詳しくやり方の説明もしています!
美容師パパ(セルフヘアカラーリスト)
Since June 30, 2015
美容師とセルフカラーの架け橋となる活動をしています。美容師パパメディア・美容師パパへの取材、依頼は下記問い合わせよりお願いいたします。